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アトピー性皮膚炎独特の症状として、強く頑固なかゆみがあります。かゆみはたくさん汗をかく暑い夏やふろ上がり、就寝時、夜中に起きやすいです。かゆみが気になると仕事や勉強が手につかなかったり、夜眠れなかったなど、日常生活に様々な支障をきたします。

かいても症状がよくなるわけではないのに、頑固なかゆみに耐えられず、かきむしってしまい、皮膚炎がさらに悪化するという悪循環に陥りやすいのがアトピー性皮膚炎の特徴です。

なぜアトピー性皮膚炎で肌がかゆくなるのでしょうか?

その原因は、本来なら表皮の奥から表皮の間にあるかゆみを感知する神経が、表皮近くまで伸び、敏感にかゆみを感じるようになるためです。この状態で皮膚をかくと、かゆみの原因物質ヒスタミンを促進させる神経ペプチドが活発化され、強いかゆみを感じられるのです。

かゆみ対策としては、小まめに保湿剤を塗ったり、かゆみ止めの薬を利用してなるべく患部に刺激を与えないようにすることが大切です。

アトピー性皮膚炎のような免疫異常が原因のかゆみは、放っておくとどんどん悪化する傾向があるので、小まめなスキンケアをおすすめします。

アトピーは掻くと悪化する

写真

アトピー性皮膚炎で肌が荒れると、上記のように敏感にかゆみを感じるようになります。この状態でかきむしると、ますます神経ペプチドが活発化され、さらに強いかゆみを感じられるようになります。

つまり、かけばかくほどかゆみは強くなり、症状もさらに悪化してしまうといった悪循環に陥りやすいので注意が必要です。

対策として普段から爪を切るなどして、かいた傷から黴菌が入らないよう清潔を保つことが大切です。また、寝ている間に無意識にかいてしまう時の対策として、手袋をして傷をつけないようガードするのもおすすめです。

アトピーかゆみの抑え方

アトピー性皮膚炎のかゆみ対策としては、日常生活上での正しい対応が非常に大切です。中でもスキンケアや食事、生活環境の改善が重要なポイントとなります。

まずスキンケアのポイントは皮膚の汚れをしっかりと洗い流すこと

ただしアトピー性皮膚炎の場合、角質層が破壊されているので、肌に刺激を与えないよう優しく撫でるように洗いましょう。入浴後の保湿ケアとして保湿クリームやローションなど、小まめな保湿ケアも大切です。

また症状が悪化してしまった場合、ステロイド軟膏やかゆみを抑える抗ヒスタミン薬を使うとかゆみは緩和されますが、様々な副作用もあるので常用はおすすめできません。あくまでも症状が悪化したときの一時的な処置に留めておきましょう。

最後に日常生活上のポイントですが、まずは免疫バランスを整えることで、アトピー症状の誘発因子を抑制して、体の内側からアレルゲンに打ち勝てる強さをつけることが最も大切です。

そのために規則正しい生活や栄養バランスのよい食事、運動を摂り入れることで免疫力を高め、アトピー症状改善に繋げていきましょう。





糸練功での反応点

写真 糸練功では、患部及び側頭部にて合数の一致をみるかをみて判断します。



患者様にあった漢方の選薬、配穴を行ってまいります。


鍼灸では、お灸にて、臂臑(大腸経)など左右のどちらを用いるかなど、糸練功で判断して治療をしてまいります。



 

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