証による 標準の治療穴 | |
肺虚 | 太淵(補) 太白(補) 陽池(補) |
脾虚 | 太白(補) 大陵(補) 陽池(補) |
腎虚 | 復溜(補) 經渠(補) 委陽(補) |
肺虚肝実 難経七十五難型 | 復溜(瀉) 陽池(瀉) 陽谷・養老・支正(瀉) |
脾虚肝実 | 太白(補) 懸鍾(光明)(瀉) 陽池(補) |
実は大腸癌を持っていた鬱症状の若い男性
昭和46年生 33歳 (No12345)
平成16年6月6日 初来院
鬱的な症状と下痢が続くと言って悩みの末来院された。
下痢と便秘を交互に繰り返すことが多いというので、おそらく過敏性大腸症候群としてとらえて良いとみる
舌診=酷い水毒症状がみられる 歯根舌である また左右に肩こりもあることが分かった。腰痛もあるとの事だ。
五志の憂=1合 自律神経もかなりやられたます。
証=肝虚証
後定期的に来院してもらって、過敏性大腸症候群はおさまってきました。
9月5日 舌診による、水毒がとれてきました。 五志の憂 3合
11月7日 対人に会うのが未だに嫌である。
この日、とても信じられないことを、問診中にお話になられました、血便が出ると言われたのです。
専門医では、もしかしたら、癌ではないかという話が出ました。糸錬功で診たところ、横行結腸と下行結腸との狭間に、0合確認
おそらく西洋医師の言うように、癌があるように思われる。この日から愁訴部に対して、元極気功法にて治療を開始した。
気功後0合から3合に回復した。
11月16日 思わぬ展開となった日である、来院される前の日に西洋医から、鬱のための漢方薬を処方されたらしいが、その薬方は
半夏瀉心湯である、この処方にびっくりするしかなかった、彼は体質的には、脾虚証である。脾虚証体質の者に、心を瀉すと脾の親を瀉すことになり、脾もまた弱ることに
なり、また相克関係にて腎がじっして来る結果になり、水毒を助長させてしまう。 この日彼はものすごい肩こりを訴えられた、そう先程も説明したように、水の動きが
停滞したのだと思われ、その上の血の動きも停滞したのでしょうね。このように西洋医は、漢方の知識を全く知らずにして処方される先生がおられます、まったく脾虚症の人に
半夏瀉心湯を処方するのでしょうね、六部定位脉診ぐらい勉強して欲しいものです。 糸錬功でも見事に、マイナス1合でSTを確認しました(;^_^A アセアセ・・・
11月22日 本格的に、元極気功法を行っていきました。
4ヶ月後 愁訴部を糸錬功で確認したところ、8合まで回復しました。 後は合数が下がらないようにと、予防の気功と、時々六君子湯を飲んで頂いてます。
出来れば鬱に半夏厚朴湯をすすめています。
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