証による 標準の治療穴
肺虚 太淵(補) 太白(補) 陽池(補)
脾虚 太白(補) 大陵(補) 陽池(補)
腎虚 復溜(補) 經渠(補) 委陽(補)
肺虚肝実 難経七十五難型 復溜(瀉) 陽池(瀉) 陽谷・養老・支正(瀉) 
脾虚肝実 太白(補) 懸鍾(光明)(瀉) 陽池(補)

 

糸練功とは


実は癌をお持ちになっていた鬱の男性

昭和7年生 72歳 (N12359) 兵庫県


初来院

平成16年7月8日

百絵診 0.5合 生命の危機を感じさせる合数である。

五志の憂=0.5合

とにかく何もやる気が出ない、肩が凝る、ここへ来るのもしんどいとのこと。


7月24日

肩こりは、帰ったその日からまたこってきたという。

証 脾虚証

医師から処方されてる薬を適不適診にて診ると

デパス 耳鼻科系からもらってる薬は非常にきついSTを確認した。


8月7日

望診 悪血 肩頸=左2 右0合

五志の憂=2合 

昨日一昨日から何か気分のふさがりがましになってきた?? (分からない・・・どーしてか)

来院時には仰ってませんでしたが、血糖値が安定してきたらしいです。

気力が少し出てきて、自分から友人に大好きなゴルフを誘えるまでになった。

 


この後、兵庫県にあります、同じ伝統漢方研究会のB&O様に紹介をさせていただき、湯液療法と共に進めていった。


平成16年10月23日

凄く体が軽い感じで大変良い 睡眠も凄くとれるようになった。

五志の憂 百絵診 共に 10合 終診扱いとさせていただいた。


考査: 

実はこの方、後から知ったのですが、関西伝漢研の坂東先生によると、前立腺の癌があったということです。

やはりご自身の自然治癒力でなおされたのだと思うしかない症例でした。




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