糸練功とは


長年苦しんできた肩こりと腰痛

男性 MTさん 60歳

 

平成18年3月16日 初来院

電話帳で検索して、来院されました。若いころから腰痛症があるという

食欲 良好 睡眠 一度目がさめると寝付けない

診断

TMD症候群 1.5合

肩こり -0.5合

経筋症 左手陽筋 同側陰筋 焼き鍼治療

TMD治療 イオンパンピング補瀉治療

経別治療  肝陽証 瞳子りょう-IP-太衝 15分

3月18日

TMD 3.1合+(2)

前回と同治療法

 

3月25日

TMD 5合

前回と同治療

4月1日

肩こり 7合 

TMD 7合

前回と同治療法

 

考察

わずか4回の治療で、略治した。長年の肩こりの主因が顎関節にあったとは

夢にも思わなかったとご本人。おかげで、腰痛も少しあったが、起こりにくくなってきた

とのこと。次回からは月1回の治療に変更し、10合±0を目指していく。

当院では、オーリングテスト(大村先生)を駆使して、患者様に糸練功の意味を

納得していただき、長年の不定愁訴(肩こり)などが、顎から来ていたことを、その場で

分かるように体験していただきます。原因が分かるだけでも、精神的に安堵するものです。

 

また肝の陽証に出るのは、顎関節によって、筋肉や腱に異常が起きたものだと推察する。

しかし経別(臓腑病)にまで達しているので、肝の働き(蔵血作用・疏泄作用等)にも異常があるのではと考える。

 



Copy (C)OOMICURE Right Reserved