急激な腰痛症
男性 41歳
2月18日 初来院
急激な腰痛にみまわれ、電話帳にて当院を探し出されて、ご来院されました。
問診にて、10年前ぐらいに、腰椎椎間板ヘルニアを発症されたとのこと
糸練功で、調べると、顎関節を入江音素診にて以上確認、木下深浅診 腰痛-0.6合 を確認 腰部全体の愁訴診にて同合数を確認。
長年の顎関節症から脊椎に異常を来し、腰痛へ発展したものと思われる。 また 左足の陽筋(足太陽経筋) 左足の陰筋(足少陰経筋)に経筋症
を認める各々経筋に焼き鍼治療を施す。 これで、症状の約7割がとれた。
経別脈診 大腸陰証 膀胱陽証 を認める。
TMD(顎関節症)をイオンパンピングで、右の顎関節マイナス通電、左の顎関節にプラス通電を行う。
奇経の症あり 帶脉治療 臨泣 外関 へ イオンパンピング 最後に 両腰の帶脉穴に、イオンパンピング(IP)療法を施し
入江四分画、の陰性を認めて、本日の診療を終えました。
2月26日
腰部(腰痛の愁訴部)6.8合 TMD=6.2合 経筋症なし
今日は少し肩こりがあるとの事だったので、入江腰背標治療を取り入れた。
経脉治療 大腸陽証 小腸陽証
本日の治療で、腰痛の方は全く感じなくなったとのこと、2日の治療で略治してしまった。
考察:初来時に焼き鍼を治療が効いたのだと思う。おそらくこの患者さんは、下肢の冷えから腰痛を引き起こしたのだと思います
冷えて、縮まった筋肉に焼きはりを施すのは非常に効果が高いことを思い知らされました。
また、TMDによる原因も今後常に着目する点だと思います。
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