証による 標準の治療穴 | |
肺虚 | 太淵(補) 太白(補) 陽池(補) |
脾虚 | 太白(補) 大陵(補) 陽池(補) |
腎虚 | 復溜(補) 經渠(補) 委陽(補) |
肺虚肝実 難経七十五難型 | 復溜(瀉) 陽池(瀉) 陽谷・養老・支正(瀉) |
脾虚肝実 | 太白(補) 懸鍾(光明)(瀉) 陽池(補) |
メニエル病の女性
大正7年生 79歳 (No10006)
平成10年8月23日 初来院
問診上、冷え性と、左大腿後側〜前脛骨筋に至るまでの神経痛があるという。触診中、右膝関節に水腫を見つけた。
本人は、抜水等はしたことはないと言うことでした。階段の下りが特に神経痛をよぶようです。
治療法として、患側の大腿後面のしょうふ いんもん 委中 承筋 承山 に 刺鍼
3ヶ月後 痺れの出る頻度が、かなり減ったと喜んでおられた。一時自由診療に切り替えていただいた。
3年後 坐骨神経痛の再発。 糸練功で診ると、坐骨神経反応点で3合+1でした。
腰部の 腎兪 大腸兪 志室 と前回の経穴にそれぞれ刺鍼 この治療法を 1年近く続けて頂いた。
5年後 現在は、ほぼ坐骨神経の自覚症状は消失、現在は癒しをこめて肩こりの診療を時々受診なさってます。
坐骨神経等の様々な神経痛は、冬期がやはり再発の機会となりやすいようである。神経痛の症状を患ってるときは、患部を冷やすことはやはり厳禁である。
この方は素直に、指示する日にご来院いただき、治療に専念して頂けたのが、今回の結果を生んだのだと思います。
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